NESiCAxLiveにて配信が予定されている格闘ゲーム「ヤタガラス Attack on Cataclysm」。
名前だけ聞いたことある、という人もいるかもしれませんが、現在家庭用(PC版)が出ていることを知らない人が意外と多いため、宣伝も兼ねて、「ヤタガラスってどんなゲーム?」という記事をズラズラと書いてみました。
「ヤタガラス」は無料体験版もDL配信中であり、キャラは主人公1名しか使用できませんが、ランクマッチでのネット対戦が可能となっています。
興味がある方は、試しにDLしてみてもいいかもしれません。
http://www.playism.jp/games/yatagarasu/
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■どんなゲーム?
・元SNKのスタッフによる同人格闘ゲーム。
STG「虫姫さま」のイラストや、KOFのアンヘルを生み出したでお馴染みのイラストレーター&ドッター「コタニ:トモユキ」氏がゲーム内グラフィッ クを担当し、ストIII3rdの有名プレイヤー「梅園」氏がゲームの調整を行っています。
・同人ゲームとして発売後、バージョンアップを経て、現在最新版の「ヤタガラス4.3」が発売中。
また、キャラ追加や調整を加えた「ヤタガラス Attack on Cataclysm」がNESiCAxLiveにて配信予定。
・クラウドファンディングにて出資者を募り、見事11万8243ドル(約1170万円)を達成したことで、新verの製作が決定。
日本のプレイヤーも出資しているが、大半が海外のプレイヤーである。実はこのゲーム、日本よりも海外での人気・知名度が高く、先日のEVOでも出展された。
・相手の攻撃を受け止め反撃することの出来る「ボタンロッキング」(通称BL、ブロ)での攻防を主軸とした地上戦メインの格闘ゲームとなっており、コンボも基本的には「飛び込み>地上通常技>必殺技>(超必殺技)」のようなシンプルなものが多くなっています。
※「拘束時間の長いコンボ」「エリアルコンボ」等の要素がありません(キャラにより例外はあり)
・特殊なゲームシステムがほとんど無いのが特徴です。
本作にある特殊な操作といえば
①ボタンを使用した「ボタンロッキング」
②ボタン同時押しでの「投げ」
③ボタン同時押しでの「リープアタック(全キャラ共通の中段)」
④ボタン同時押しでの「ガードブレイク」」
・・・の4つのみ。
最近のゲームでお馴染みの「ロマンキャンセル」「ガードキャンセル」「バースト」といったシステムはありません。
・「3rd」との差異として、「ボタンロッキング」(以下BL)がボタンであることが挙げられます。
そのため「しゃがみながら中段技を上BL」「歩きながら下段BL」などの行動が取れ、また様々な行動に簡単に仕込めるため、BLが強いゲームとなっています。
・あの「こくじん」「ときど」「KSK」(敬称略)がゲームに登場。
対戦中は、展開にあわせて「こくじん」氏の実況が流れ、対戦を盛り上げます。
また、上記とは別に、キャラ選択時にアシストとして「こくじん」「ときど」「KSK」より1人を選択することが可能。
攻撃を食らったり、勝利時、敗北時などに勝手に喋って場を盛り上げます。(※「P4U」のりせちーのイメージ)
■どんな人にオススメ?
・漠然と「最近のゲームに付いていけない・・・」と思ってるような人
・長いコンボを覚えるのに抵抗がある人
・複雑なシステムを使いこなすのが面倒だと思う人
・「見えない置き攻めや固めで倒す/倒される」のではなく、「相手の攻撃を読んで反撃をする/反撃される」といった攻防がしたい人
・【ブレイブルー・P4U・ギルティギア・MVC】よりも【KOF・ストリートファイター・アカツキ電光戦記・恋姫†夢想】が好きな人
※こちらはゲーム性から見た、あくまで参考ですので、必ずしも当てはまるというわけではありません。
・内田真礼が好きな人
⇒http://www.gamer.ne.jp/news/201402120002/
■ゲームのオススメポイント
・ネット対戦機能が充実
最大8人でのロビーを立てて、観戦しつつ対戦を行うことが可能。
また、戦績により「レート」と呼ばれるポイントが上下するガチ勢向け「ランクマッチ」も搭載。
ランクマッチのリプレイのアップロードや、現在ネット上で行われている対戦を調べることができる「ヤタガラスニュースサーバー」など、同人ゲームでは珍しい機能もあります。
また、プレイヤーの相性にもよりますが、ラグが殆ど無く、ストレスのない対戦を行うことが可能となっています。
参考:ヤタガラスニュースサーバー
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hotapen/1212ya/news.cgi
※直リンクだとエラーが出るため、ブラウザにアドレスコピペでどうぞ。
・グラフィックが良い
コタニ:トモユキ氏による、どこか懐かしさを覚えるローレゾドットや、美麗な立ち絵グラフィックは必見。
※新キャラのコタローはとっても可愛いぞ!
http://www.gamer.ne.jp/news/201402120002/
・声豚もニッコリのキャスト陣
同人版では違う部分もあるのですが、アーケード版では以下のようなキャスト陣が参加しています。
市来光弘/内田雄馬/内田真礼/田村睦心/梶裕貴/
中原麻衣/伊達忠智/ちゃむらい/利根健太朗/藤屋裕子/LIQU@。/レジ
※敬称略
・安い
「PLAYISM」にて、税込み¥1,008にてダウンロード販売中。
┗|┳|┛<あのダークアウェイクに引けを取らない低価格となっているぞ
・今後アーケードで配信される
全国のゲームセンターにて遊べるようになるため、今のうちに買って練習しておくのもいいかもしれません。
■でも駄目なところもあるんじゃ?
・プレイヤーが少ないため、満足に対戦できない可能性があります。
知名度は高くないため、プレイヤーが限られてしまっています。
ただし、今後アーケードでの配信が決定しているため、プレイヤーは増えることが十分予想されます。
・プレイヤーが少ないため、いわゆる「やりこんでいる」人間しか残っていない
いきなり「ランクマッチ」に飛び込むのは、少々厳しいかもしれません。
・とにかく地味
「ゲージを使用した派手な必殺技」「派手な一撃必殺技演出」といったものが無く、ストーリーも簡素なため、演出などを楽しみに買うと肩透かしを食らうかもしれません。
逆に、ドットで動くキャラクターを見てテンションが上がるような人には、オススメです。
・キャラクターが少ない
全8キャラであり、その中の4キャラは(ほぼ)コンパチキャラクターとなっています。
※グラフィックはもちろん違いがありますし、性能ももちろん違います。
ただし、アーケード版では新キャラクター3人の追加が予定されています。
・どこまで行っても「3rd」のイメージが強い
「ボタンロッキング」システムや、キャラクターの性能など、「3rd」臭が強く出すぎていると感じる人もいるかもしれません。
以上、実際に今でもほぼ毎日対戦を行っている人間から見た感想です。
ゲーム性ゆえ、万人にオススメできるかといわれるとそういうわけでもないのですが、もし少しでも興味が出た方は手を出してみていただけると嬉しいです。
※ここから宣伝
ニコ生の自コミュニティにて、ほぼ毎日ヤタガラスの配信を行っています。
http://com.nicovideo.jp/community/co1661611
どんなゲームか見てみたい方は、フラッと見に来てみてください。
今から始めるヤタガラス② ~キャラクター紹介その1~
http://hiyayata.gg-blog.com/Entry/2/
http://www.csgcmt.com/エルメスコピー-list-66.html
同人版からの半蔵使い。
ニコ生でヤタガラス配信もしてますのでよろしくお願いします。
【twitter】@hiya_dkr
【ニコニコミュニティ】
http://com.nicovideo.jp/
community/co1661611